量産先行車 |
側窓が201系などと同じく2段サッシ窓。通称、田窓車。 |
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基本番台 |
本系列中最大勢力。側面窓は国鉄の量産一般車初の一段下降式。
京葉線と武蔵野線に新製投入されたグループは、前面の形状が若干変更された。通称メルヘン顔 |
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500番台 |
相模線の電化に合わせて投入されたグループ。前面デザインが大幅に変更されている
同線は単線のため、待ち合わせ時の冷暖房の効率化のために、扉の半自動スイッチを装備する。 |
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1000番台【西】 |
JR西日本がJR化後に増備したグループ。前面窓のレイアウトが一部低運構造となった。台車は221系と同じものを履き、モーター出力の強化が行われた結果、最高速度は110km/hに向上している。 |
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1000/1100/1200番台【東】 |
大転属によって誕生した先頭車化改造車両で構成されるグループ。
1000番台は南武支線用の2連。1100番台は鶴見線用の3連。1200番台は南武線用の先頭車。 |
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3000番台 |
八高線用のグループ。先頭車化改造車で構成される4連である。単線での運用のため、基本的に500番台と同等の装備を持つ。 |
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3100番台 |
仙石線に投入されたグループ。寒冷地仕様となり、同時にトイレも設置された。
一部の編成はロングシートとクロスシートの可変が可能な2wayシートを装備している。 |
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5000番台 |
大転配に際して、武蔵野線に本系列を投入する際、動力車が不足し京葉線のトンネル内での押し上げ条件を満たすことが出来なくなった。それを解消するため、粘着率の高いVVVFインバータ制御に換装したグループである。主制御器が変更されたものの、形式は変わることはなく番台区分のみに留まった。中間車のみの存在。
捻出された機器類の一部は、253系の増備編成に転用された。 |
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サハ204-900 |
下記サハ204の試作車。本系列中唯一の900番台車である。量産車とはディスプレイの大きさなどが異なっている。 |
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サハ204 |
ラッシュ時の混雑に対応するために製造された6扉車。朝の10時もしくは9時前後までは、座席が跳ね上げられた状態で固定される。車内には液晶ディスプレイも設置されていた。東日本のみの存在。
このコンセプトは後継の209系やE231系にも引き継がれ、さらにはE231系を基本とする東急5000系(5050/5080系は未採用)も6扉車を採用した。
山手線から離脱した現在は、埼京線の車両に組み込まれており、液晶は撤去されている。 |
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サハ204-100 |
横浜線用に増備されたグループ。すでに205系の製造が終了していたため、随所に209系の設計が取り入れられており、台車も「走るんです」タイプの簡素なものを履いている。 |
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