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719

所属会社
company
JR東日本
JR-EAST
種別
type
一般電車形(近/中距離)
EMU/commuter
使用区域 仙台地区・山形線
電源方式 AC20000V
制御方式 サイリスタ位相制御
界磁添加励磁制御
ドア数
在籍総数 108両
最高速度 110km/h

あかべぇ色 郡山にて 側面のあかべぇ 郡山にて 仙台色 郡山にて

-概要-
 JR東日本の一般形電車。

 ローカル転用された急行形を置き換え、仙台地区における輸送力を改善することを目的に製造された。車体構造は211系を基本とし、台車のみ旧型車の廃車回生品を使用している。編成の基本は2両であるが、最大で8両まで連結が可能。トイレはクハ718形に設置されている。701系との連結はできないものの、E721系とは救援時の連結が可能となっている。

 もっとも特徴的であるのが、車内のシート配置である。セミクロスシートではあるのだが、クロスシート部が扉間の中間部に向いているという、特異な配置となっている。この配置形状は、「集団見合型」と称されている。

 バリエーションは、初期に投入された基本番台と、山形新幹線開業時に登場した5000番台の二種が存在。
 基本番台は前述のとおり仙台地区で運用されており、東北線、仙山線でその姿を見ることが出来る。一方、5000番台は改軌された路線を走行するため、JRグループ初の標準軌の一般形車両となった。当然、台車は新製されたものを履いている。

 07年には、仙台地区における三代目の標準車両となったE721系の大量投入を受けて、従来仙山線で運用されていた一部の車両が磐越西線の455系置き換えのために転出している。この際に455系に引き続いて、同線区で運行されていた「あかべぇ」編成も誕生することとなった。455系に比べれば大人しいデザインではあるが、帯色が黒となったためその印象が大きく変化している。

 後に登場した701系に標準車の座を譲ったため、総数は108両のみとなった。

-大別-
基本番台
 仙台地区に投入されたグループ。東北線・仙山線・磐越西線で運用されている。
500番台
 山形線に投入されたグループ。標準軌専用。

-編成-
 ・2連 Tc’-Mc

-運用-
 東北本線系統
   ・黒磯〜一ノ関間   ・利府支線
 仙山線(仙台〜作並)
 奥羽本線(福島〜新庄)
 磐越西線(郡山〜喜多方)

-所属-
 ・仙台車両センター(仙セン)
 ・山形車両センター(仙カタ)

-外装-
 ・ステンレス無塗装

-カラーバリエーション-
仙台色 山形色 あかべぇ色

-車体構造-
 ・軽量ステンレス構造【国鉄】

-関連リンク-
形式集
 ・209系  ・E127系  ・701系  ・E721系  ・455系  ・417/713/717系  
外部
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-模型(Nゲージ)-
MICROACE
 ・基本番台   ・5000番台