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107

所属会社
company
JR東日本
JR-EAST
種別
type
一般電車形(近/中距離)
EMU/commuter
使用区域 高崎・宇都宮地区
電源方式 DC1500V
制御方式 抵抗制御
ドア数
在籍総数 54両
最高速度 100km/h

-概要-
 JR東日本の一般形電車。

 ローカル転用された急行形165系を置き換え、北関東地区における輸送力を改善することを目的に製造された。つまり、719系の直流版ともいえるキャラクターを持った車両である(ただし、製造初年はこちらのほうが一年早い)。しかし、本系列が719系をはじめとする「新形式車両」と最も異なるのが、車体構造が105系0番台をベースとしている点だ。すなわち、JR東日本における最後の鋼製一般形電車なのである。

 機器類はコスト削減のため、大半を165系の廃車回生品を用いている。そして最も特徴的なのが、全編成が、技術維持工場を目的に自社工場で生産されている点である。この中には、後の新津製作所となる新津工場も含まれており、その意味では209系の始祖とも言える。

 北関東地域のみに投入され、宇都宮地区の基本番台と高崎地区の100番台の二種が存在する。
 基本番台は主に日光線で運用され、全車が霜取パンタや砂撒き装置を装備している。これに対し、100番台は耐雪ブレーキや碓氷峠通過対策が採用され、高崎以北で運用されている。

 前述のとおり機器類が165系のものであり、また鋼製、抵抗制御であることから、今後の動向が注目される。

-大別-
基本番台
 宇都宮地区に投入されたグループ。霜取パンタ搭載。
100番台
 高崎地区に投入されたグループ。横軽通過可能。

-編成-
 ・2連 Tc’-Mc

-運用-
 日光線
 東北本線(小金井〜宇都宮間)
 両毛線・
 上越線(高崎〜水上間)
 吾妻線(渋川〜大前間)
 信越本線(高崎〜横川間)

-所属-
 ・小山車両センター(宮ヤマ)
 ・高崎車両センター(タカ)

-外装-
 ・鋼製/全塗装

-カラーバリエーション-
0番台 100番台

-製造-
  ・JR東日本大井工場   ・JR東日本大船工場   ・JR東日本大宮工場   ・JR東日本長野工場
  ・JR東日本新津車両所(現新津車両製作所)
 

-関連リンク-
形式集
 ・165系  ・113系  ・115系   
外部
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-模型(Nゲージ)-
MICROACE
 ・基本番台   ・100番台
GREENMAX
 ・基本番台   ・100番台